食品循環資源のリサイクルループ

液肥にリサイクル

因幡環境整備では、生ゴミを堆肥化するのではなく液肥化して、使用しています。全国各地で生ゴミの堆肥化への取り組みが行われていますが、塩分調整の問題などがあり、リサイクル・農業への活用が思うように進んでいない事例を多く目にしました。
当社がすすめる液肥化のリサイクルは、家庭・事業所からの排出時に水きり等を意識する必要がなく、気軽に排出に参加していただけます。また、農業への活用においても生産物に対し、糖度や栄養価の増・収量の増などの効果が現れることから、地元では利用者の輪が広がってきております。

液肥化の流れ

1回収した生ゴミを工場へ搬入(智頭プラント)
2土壌活性液製造装置(液肥プラント)
3液肥プラントへ投入(24時間で液肥に)
4液肥の取り出し

土壌活性液製造装置の仕組み

24時間で液肥に!
Point 1
アミノ酸を中心とした有機酸を生成
Point 2
畑の土=人間の体内=土壌活性液製造装置
Point 3
人間が食物を消化する仕組みと同じ構造
BePCCS

有機土壌活性液の分析結果1
平成14年11月から平成18年5月智頭プラントにおける
水素イオン濃度 3.62 石灰 0.087%
全窒素 0.196% 全炭素 4.75%
リン酸(P2O5) 0.051% 炭素窒素比(C/N) 38.94
カリ(K2O) 0.158% 含水率 91.24%
1.094mg/kg 塩化物 1980mg/kg
亜鉛 2,292mg/kg    
有機土壌活性液の分析結果2
アミノ酸含有量(311mg/100g)
単位:mg/100g
リシン 12 グルタミン酸 65
スレオニン 10 グリシン 17
ロイシン 31 アラニン 57
イソロイシン 13 ヒスチジン 11
バリン 19 アルギニン 12
フェニルアラニン 6 チロシン 5
メチオニン 9 プロリン 11
アスパラギン酸 18 シスチン 検出されず
セリン 15 トリプトファン 検出されず

※検出されずとは定量下限(1mg/100g)を下回ることです。

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